本の文化を記憶する
『数理的発想法』発刊記念 仲俣暁生×高野明彦 トークライブ
仲俣暁生×高野明彦
2018.08.02 FRI
19:00 - 20:40
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批評家・編集者の仲俣暁生氏による対談集『数理的発想法』(翔泳社)発刊を記念して、
著者の仲俣氏と国立情報学研究所 高野明彦氏との対談イベントを開催します。本や地域についてテクノロジーによるアーカイブや可視化の方法について紹介し、「文化の記憶」について探ります。
国立情報学研究所教授として、文化財や書籍を中心にアーカイブとその検索技術を開発している高野明彦氏は、『数理的発想法』の中でもインタビュー相手として登場しており、既存のネット空間や電子書籍では得られない、有機的な<本>や<街>の体験と活用の仕方を、
高野氏の長年の研究と実制作の成果である「ヴァーチャルな本棚」「神保町という街のアーカイブ」などを素材に語ります。
当日は、会場で本を購入していただいた方を対象としたサイン会も実施いたします。
高野明彦
国立情報学研究所教授
新潟生まれ、神奈川育ち。東京大学数学科卒。博士(理学)。電機メーカーに20年間勤務の後、2001年より現職。2002年より東京大学大学院コンピュータ科学専攻教授併任。NPO連想出版理事長。専門は関数プログラミング、プログラム変換、連想情報学。
研究成果を活用して、Webcat Plus、新書マップ、想-IMAGINE Book Search、BOOK TOWN じんぼう、文化遺産オンライン、TIMEMAPなどの公開サービスを展開している。
仲俣暁生
フリー編集者、「マガジン航」編集発行人
1964年、東京都生まれ。フリー編集者、文筆家。「シティロード」「(1994年創刊の第一期)ワイアード日本版」「季刊・本とコンピュータ」などの編集部を経て、2009年にボイジャーと「本と出版の未来」を取材し報告するウェブ雑誌「マガジン航」を創刊。
2015年より編集発行人となる。著書『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)、『極西文学論』(晶文社)、共著『編集進化論』(フィルムアート社)、『数理的発想法―“リケイ”の仕事人12人に訊いた世界のとらえかた、かかわりかた』(翔泳社)。 「マガジン航」(http://magazine-k.jp/ )主宰