つどう

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新しい出会いがあるイベント

誰もが読書できる未来を考える

視覚障害者と読書

モハメド・オマル・アブディン×宇野和博
2022.09.10 SAT
17:00 - 18:30

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2021年4月21日より刊行された『日本語とにらめっこ』(白水社)の著者であるモハメドさんは生まれつき弱視で、12歳のころほぼ視力を失った。その後ひょんなことから19歳で来日し、日本語の勉強を始めると点字や朗読テープを通じて本を読むことの楽しさを知る。本イベントでは筑波大学附属視覚特別支援学校の宇野和博さんと共に「視覚障害と読書」をテーマに語っていただきます。

モハメド・オマル・アブディン
1978年、スーダンの首都ハルツーム出身。
生まれた時から弱視で、12歳の時に視力を失う。19歳で来日し、福井県立盲学校で鍼灸を学んだのち、東京外国語大学へ進学。スーダンの南北紛争について考察するため、アフリカ地域研究の道へ。同大学大学院に進み、2014年に博士号を取得。東京外国語大学世界言語社会教育センター特任助教、学習院大学法学部特別客員教授を経て、現在、参天製薬株式会社に勤務する傍ら、東洋大学国際共生社会研究センター客員研究員として研究を続ける。また、エッセイスト、特定非営利活動法人スーダン障害者教育支援の会(CAPEDS)代表理事、ブラインドサッカーの選手としても活躍。著書に『日本語とにらめっこ 見えないぼくの学習奮闘記』(白水社)、『わが盲想』(ポプラ社)がある。


宇野和博

1970年、福井県出身 東京学芸大学教育学部を卒業。
東京都中学校教諭を経て、1994年より筑波大学附属視覚特別支援学校教諭。拡大教科書の普及に取り組み、著作権法改正や教科書バリアフリー法制定、障害者の読書環境を整備するためのマラケシュ条約批准、読書バリアフリー法制定などに尽力。著書に『拡大教科書がわかる本』(読書工房)など。 2006年、第1回片岡好亀賞受賞。2012年よりNHKラジオ「視覚障害ナビ・ラジオ」レギュラーコメンテーター。

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