つどう
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新しい出会いがあるイベント
悲しみの詩人、
原民喜を語る
『原民喜 死と愛と孤独の肖像』刊行記念 トークイベント
梯久美子『原民喜 死と愛と孤独の肖像』(岩波新書)刊行記念
梯久美子×三浦しをんトークイベント
原爆文学の名作「夏の花」で知られる、原民喜。
2015年には岩波文庫で『原民喜全詩集』が出版され、同年、短篇小説集『幼年画』(サウダージ・ブックス。のちに瀬戸内人より新版)が、さらに『原民喜童話集』(イニュニック、2017年)、『夢の器 原民喜初期幻想傑作集』(彩流社、2018年)が刊行されるなど、近年、再評価の機運が高まっています。
宮下奈都さんの『羊と鋼の森』(文藝春秋)の中で原民喜の言葉が印象的に引かれていることから関心を持たれた方も多いのではないでしょうか。
その原民喜の評伝を、島尾ミホの評伝『狂うひと』(新潮社)で読書界を震撼させた梯久美子さんが書き下ろし、上梓しました。
原民喜の遺書を読んだことから彼に心ひかれた梯さんは、原民喜が自分を表す言葉として書き記した「死」「愛」「孤独」をキーワードに、その生涯を読み解きます。
ひとりの繊細で魅力的な人物、優れた作家、苛烈な災禍の経験者は、いかに生き、いかに死んだのか――。
原民喜の人生とその作品を、あらたによみがえらせ、紹介する一冊です。
本書、『原民喜 死と愛と孤独の肖像』の刊行を記念し、かねてから原民喜がお好きで、最新小説『ののはな通信』(KADOKAWA)も話題の三浦しをんさんをゲストにお迎えし、トークイベントを開催いたします。
梯さんは執筆を通してどのように原民喜に向きあったのか、三浦さんは原民喜の何に魅力を感じるのか、お二人の原民喜への思いを語りあっていただきます。
このイベントは終了しました
梯久美子×三浦しをん
2018.07.21 SAT
16:00