女性作家は「少女」をいかに表現するか
新鋭女性監督3人によるクロストーク 『悲しみに、こんにちは』公開記念。女性作家は「少女」をいかに表現するか、そして自身の少女時代を形成した一冊
カルラ・シモン×広瀬奈々子×藤村 明世
2018.06.08 FRI
19:00
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ベルリン国際映画祭、ゴヤ賞(スペインのアカデミー賞)で新人賞に輝き、その後も各国の映画祭でその名を轟かせ2018年アカデミー賞にてスペイン代表にも選ばれた映画『悲しみに、こんにちは』(7月下旬公開予定)が日本での公開を記念して、今最も映画界で注目の新鋭女性監督カルラ・シモン緊急来日!
広瀬奈々子監督、藤村明世監督をゲストに迎えて次世代の若手女性監督3名によるクロストークイベントを開催
注目のゲストは来年に柳楽優弥さん主演『夜明け』の公開が控える87年生まれの広瀬奈々子監督と『見栄を張る』が絶賛公開中の90年生まれの藤村明世監督。86年生まれのシモン監督と共に、次世代の若手女性監督によるクロストークを開催します。
女性作家は「少女」をいかに表現するか、女性監督ならではの本音・悩みなど語って頂きます。
さらに当日は日本公開初となるカルラ・シモン監督の10分の短編作品の上映もございます。
カルラ・シモン
1986年、バルセロナ生まれ。 バルセロナ自治大学オーディオビジュアル・コミュニケーション科を卒業、カリフォルニア大学で脚本と監督演出を学び、2011年、ロンドン・フィルム学校に入る。
在学中に制作した短編のドキュメンタリー『BORN POSITIVE』と劇映画『LIPSTICK』は、多くの国際映画祭で上映された。
本作『悲しみに、こんにちは』は、彼女の長編デビュー作で、ベルリン国際映画祭でプレミア上映され、新人監督賞、ジェネレーションPlus部門グランプリを受賞した。
2013年、シモン監督は、子供や十代の若者たちに映画を教えるため、“Young For Film!”をつくる
広瀬奈々子
1987年神奈川県出身。武蔵野美術大学映像学科卒業。2011年から分福に所属。是枝裕和のもとで監督助手を務め『そして父になる』「ゴーイング・マイ・ホーム」『海街diary』『海よりもまだ深く』に参加。
西川美和監督『永い言い訳』で記録と監督助手を兼任。初監督作となる『夜明け』は2019年公開予定
藤村 明世
1990年東京都生まれ、東京都在住。明治学院大学文学部芸術学科にて映画学を専攻。大学時代に通っていた、映画学校NCWで撮った『彼は月へ行った』が、第36回ぴあフィルムフェスティバルや仙台短篇映画祭2014、第六回下北沢映画祭などに入選し、評価される。
大学卒業後、東宝系の商業映画の制作部や助監督を経て、再び映画監督の道を志す。
4本目の監督作品である『見栄を張る』は、CO2(シネアスト・オーガニゼーション大阪)の助成作品であり、初の長編映画となる。
本作でSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016長編コンペティション部門にてSKIPシティアワード、イタリアのWorking Title Film Festivalにてスペシャルメンションを受賞。
現在、是枝裕和監督製作総指揮のオムニバス映画『十年 日本(仮)』の一篇を制作中